2021年11月25日、goFLUENT株式会社は、自社の提供する英語研修プログラム「ランゲージ・アカデミー(eラーニングの全社展開)」ご紹介ウェビナーを行いました。
人材開発を取り巻く外部環境、国内外の事例紹介、ランゲージ・アカデミーのソリューションや、「英語研修」という枠を超えて多くの企業で経営テーマとされている課題などについて、多くの参加者の皆様を迎えて行われた模様をレポートいたします。
【イベント概要】
タイトル:goFLUENTの英語研修プログラム「ランゲージ・アカデミー」ご紹介ウェビナー
開催日時:2021年11月25日(木) 11:00~12:00
開催方法:オンライン開催
【イベント概要】
タイトル:goFLUENTの英語研修プログラム「ランゲージ・アカデミー」ご紹介ウェビナー
開催日時:2021年11月25日(木) 11:00~12:00
開催方法:オンライン開催
以下、ウェビナー内容
人材開発をとりまく外部環境
初めに人材開発を取り巻く外部環境について、世界の状況と日本の状況を簡単にご説明しました。 まず、世界の状況として、昨今のテクノロジーの急速な進化とともに、企業が求めるスキルと従業員が保有するスキルのギャップ(スキルギャップ)が大きな課題となっていることが指摘されました。 日本の状況としては、2030年までに27%の既存業務が自動化され、それによって1660万人の雇用が代替される見込みであること、それでも労働力不足は補いきれず現在のGDP成長を維持するためには2.5倍の生産性向上が必要、というデータをご紹介しました。また、最近のニュースから、岸田総理が表明した「人材育成に3年間で4000億円を投資していく」という計画を取り上げ、柔軟性と流動性のあるキャリアの再構築、アップスキルやリスキルへの優先的な取り組み、ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョンの推進が急務となっていることを説明しました。
事例紹介
LMSを活用しながらデジタルラーニングのエコシステムを構築し、従業員のアップスキル・リスキルを推進している政府系銀行、生産性向上のために国境を超えてグローバルにランゲージ・アカデミーを展開しているIT企業、ダイバーシティ・インクルージョン推進のために導入した製薬企業など全6社のランゲージ・アカデミー導入事例をご紹介いたしました。
デモンストレーション
続いて、デモンストレーションを行いながら実際の学習ポータル(eラーニング)をご紹介しました。受講開始後にまず全員が受けるレベルチェックテストの様子や、その結果によってそれぞれの学習者のレベルに合う教材やコースなど、パーソナライズされた学習の提案が可能になることなどを、実際の学習ポータルの画面とともにご案内しました。また、様々な業種や業界、職種ごとにコースがあり、eメールの書き方からリーダーシップの取り方などまで、本人の課題に合わせて教材を選択できることを、実際の画面を見ながらご案内しました。 最後に、世界中のgoFLUENTの学習者が参加する、グローバルクラスの雰囲気や内容をお伝えしました。世界各国の学習者がオンラインで集まり、前半はビデオ教材を中心に一つのテーマについて語彙やリスニングを確認したのち、後半は実際に英会話のクラスとしてアウトプットができるものになっています。
語学研修を展開する上での課題と、ランゲージ・アカデミーがどのように解決できるのか
最後に、語学研修を検討・導入される企業様に共通の課題と、goFLUENTのランゲージ・アカデミーがどのように役立つのかをご案内しました。
語学研修を検討・導入される企業様の共通のお悩みや課題としては、以下のものがあります。
- 多数の業者の管理やオペレーション、英語力測定にかかる費用や労力の負担が大きい
- 制度の利用率が低く、学習文化の醸成に寄与できていない
- 語学研修でレベルアップしても、その後レベルが戻ってしまい、研修期間だけではフォローしきれない
- 「語学は自分には関係ない」という当事者意識の欠如によりプール人財を養成できない
- 日本人だけに最適化された英語研修サービスでは外国人社員が不公平感を感じてしまい、国籍による分断、ダイバーシティの欠如につながる
上記のような共通の課題に対し、ランゲージ・アカデミーが提供できることとして以下があります。
- 全社員に受け放題で提供できるため、アップスキル・リスキル、ダイバーシティ推進、語学力の底上げなどの課題に対し、具体的な施策展開を行うことができる
- 多言語学習、多言語設定が可能なので、国境を越え、海外拠点の工場勤務の外国人社員なども含めた連結全従業員にオンライン展開でき、ダイバーシティやエクイティ、インクルージョンの推進に繋がる
- 生涯学習としての語学研修として、従業員が個々で学び続けるという自己学習のサポートが可能
- 全社員の英語力診断を無料で何度でも受けられる。国際標準規格で判定されるため、昇格基準などに利用することも可能
- いつでも開始でき、入退社によるアカウントの追加・削除の手続きや費用も不要なため、管理面の事務作業がほぼなくなる
また、運営方法として、LMSと連携することの利点や、ラ―ナーエンゲージメントを高める取り組みをご説明しました。シングルサインオンによるスムーズなアクセスや学習データの自動連係など、技術によって実現する学習のしやすさを実現すること、学習をサポートする人間的な関わりとして、キックオフや説明会によるマインドセット、学習者向けウェビナーなどを行っていることなどを挙げました。
Q&A
質問①:グローバル会話クラスはついていけない初級者もいるのでは?
回答:見学のみの出席も可能なので、まず環境に身を置き、慣れるところから始められる。慣れてきたら、チャットに参加してみる、後半のスピーキングのパートに参加するなどして、段階を踏むことができる。世界各国から受講者が参加されているという機会はなかなかないが、レベルに合わせた参加が可能。
質問②:サイト上のレベルチェックテストは、全社員受けられるのか?
回答:全社員の受験が何度でも、追加費用なしで可能。国際標準規格のCEFRで判定されるため、外部の試験を使用せずに、ランゲージ・アカデミーのレベルチェックテストを昇格基準としている企業様もある。
最後に
今回は、実際の導入企業様の事例もとりあげながら、日本や世界の人材開発を取り巻く状況と課題、goFLUENTのランゲージ・アカデミーが提供する解決策について、具体的にご紹介するウェビナーとなりました。多数のご参加をいただき、ありがとうございました。goFLUENTでは、今後も企業の人事部門や研修・育成ご担当の方向けに、有益な情報を積極的にお伝えして参ります。2022年のgoFLUENTにも、ぜひご期待ください。
当日の録画ビデオ及び資料はこちら
殿岡紗衣子(Saeko Tonooka)
goFLUENT株式会社 マーケティングアシスタント
演劇の舞台スタッフ10年以上、英語コーチとして起業など、異色の経歴を経て、2021年goFLUENT入社。自身の経験を活かしつつ、お客様のグローバル人材育成支援を成功させるべく日々邁進している。